Vol.17  「困惑する運輸局」

 2005年1月に施行された、自動車リサイクル法。認知度はどの程度なのか?
インターネット上でも様々なサイトに書き込みがあり、議論されている状況が昨年末から続いている。例えば、告知CMに対する批判。・「♪クルクルクルマのリサイクル♪」なんて歌っているけどふざけているのか!・何が言いたいか内容がわからないなど。その他にも、自動車リサイクル促進センターの職員は誰が決めたのか?また天下り先を増やしただけではないか!放置車両が増えるんじゃないか?など、不満が山盛り。しかし、なかには、製造者・販売者・使用者それぞれの意識を高める上では非常に効果があるなどといった肯定的な意見も書き込まれている。
 3月末、いわゆる年度末。各陸運支局は抹消登録申請を目的とした業者、個人であふれていたことであろう。広島支局も例外ではなく、3月31日には5時間待ちなんて状態にまでなっていた。年度末の人の多さは、今年に始まったわけではない。しかし、これ程にまで混雑した大きな原因のひとつに、自動車リサイクル法があげられる。申請書類に変更が生じたため、書類不備とされてしまうケースが顕著であったのと、決して職員を全面否定するわけではないが、職員自体が自動車リサイクル法による申請上の変更点を十分に把握しきっていないという事実。変更点を熟知しないもの同士による、受付カウンターを挟んでの口論が残念ながら目立った。輸出抹消に関連する申請上の変更点などについては、未だに明確な回答を得られない状況である。
 自動車リサイクル法スタートから3ヶ月半が経過したが、一般的な認知度の低さについては仕方がないにしても、関係業者、さらには陸運局の職員の把握状況に関する「?」については、早急に手を打つ必要があるのではないだろうか。クルマを所有するひと全てに関する問題だけに、「まぁ、いいだろう。」は通じない。とは言うものの、自動車リサイクル法を100%把握するには、もうしばらく時間を要すであろう。なぜなら、未決定事項があるから・・・。

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