Vol.1 中国編
「自転車の国!」中国に対する一般的なイメージはいまだに根強いのでは・・ ?
 しかし、急激な経済成長・外国企業の進出等により、中国国内の交通事情も、 ここ数年で大きく様変わりしている。
 全体的に見ると、日本ではもはや目にすることのできないようなクラッシクな 車も多いが、モダンなデザインの車の多さに目を奪われる。その中でも、中国 国産の車種の多様さと洗練されたデザインには「自転車の国!」は化石的先入観 なのではないかと思わせる。
 それにも増して驚かされるのが、公共交通機関の先進性である。発展途上的な 側面があり、一概に先進性と言いがたいところはあるが、見方によっては日本 よりも進んでいるのではないかと考えさせられる。サビだらけ、穴ぼこだらけの バスや、黒煙をモクモクと吐き出しながら走るバスもたくさん走っているのは 確か。ところがその前後を走るバスはというと、「清潔燃料車LPG」または「清潔 燃料車CNG」とい文字が訴えかけ、バスの屋根から角のように突き出し たパンタグラフが電気バスのクリーンさを誇示している。

  

  

 このような情景は、2年ほど前から見られるようになったようだが、これはあくま でも、中国全土の話ではなく、一部の都市部でのことである。北京などで は、既述のようなLPG・CNG・電気バスの運賃が、他の公共交通機関に比べ割安と なっている。環境負荷の程度に合わせた運賃の設定は、日本も見習うべ きところなのではないだろうか。
 爆発的に自動車が増え、都市部の交通モラルは「?」がいくつあっても足りな いくらいの状態。その秩序を守るべく配置された警察の勤務態度にもさらに 「?」といった状態であることも付け加えておこう。見方を変えれば平和なのか も?

 

 バブル期を迎えつつある中国。環境面での配慮と、インフラの整備、交通機関、 交通手段の発展。様々な問題が重なり合っている中国で、ホッとさせられる風景もある。
なんといっても環境によい交通機関、電動もかなり目に付いたが、やっぱり人力 には圧倒される。それは「自転車!」